2020/11/24

駅ナカでテレワーク? テレワークスペースの事例

駅ナカでテレワーク? テレワークスペースの事例

増えてきたテレワークスペース

最近首都圏の駅構内に電話ボックスのような物が置かれていると思いますが、これは2019年から運用が始まったテレワークスペースで、電話ボックスのような形の個室にデスクや椅子、Wi-Fi環境、電源、モニター、エアコンなどがあり、15分単位で借りられる一時利用の他、2週間先から予約して使えるようになっております。働き方改革やテレワークの普及に伴いこのようなテレワークスペースも増えてきております。

レンタルテレワークスペースとは

レンタルテレワークスペースとは遊休資産を活用した場所や貸し会議室など借りることができるものです。 比較的安く、時間単位で場所のレンタルが可能となっています。 空間の利用方法の自由度が高く、多くの方が全国各地で提供していることもあり、場所に囚われない空間の使い方・働き方が可能となっています。

増加の背景

背景として働き方改革によるテレワークの普及と新型コロナウイルスによる出勤の自粛があります。オフィスに出勤せずにテレワーク、在宅ワークを行っている企業がある一方で、自宅での仕事環境や騒音問題がある他全ての社員の在宅環境を整えることは困難であり、多額のコストが発生しすることから、既に環境が整った場所でテレワークを行うというサテライトオフィスの需要によりこのようなレンタルスペースが増えてきております。また新型コロナウイルスの第3波の流れからテレワークの再導入の流れから利用検討者も増えています。

コワーキングスペース

似たようなものにコワーキングスペースというものがあります。コワーキングスペースは図書館のような大型の施設でそれぞれの利用者が独立して仕事をおこなう場所となっており、よりコミュニティ色が強くコワーキングスペース自体がイベントを企画して交流会などを開催したり、 業種の異なる利用者が交流する場としても利用されるのが最大の特徴です。企業はもちろん、フリーランスや副業をする社会人の利用者も沢山います。 集団の中で業務を行う為、機密性のある業務や集中したい場合などには向きません。

レンタルスペースの事例

レンタルスペースの貸し出しは空き会議室など個人で借りるにはハードルが高そうなところもありますが、身近なところから個人で利用できるテレワークスペースとして利用できる所もあります。

STATION WORK

これは駅構内に電話ボックス程の個室を設置し、その中でテレワークなどを行えるというものです。隙間時間を主に使用されることを想定しており、15分単位で借りられる一時利用から2週間先から予約まで行えます。防音となっており1人用の他2人用もあり、会議スペースとしても使用できます。JR東日本は、更に設置箇所を拡大すると同時に街ナカへの出店やホテルなどとの提携をとおして、2025年までに全国1000か所の展開を目標としています。

CocoDesk

こちらは東京メトロ駅構内に設置されるレンタルスペースになります。富士ゼロックスと共同で開発したものとなっており、上記のSTATION WORKと基本的には同じ構造となっています。

快活CLUB

快活CLUBでは全面的には出していないものの、鍵付き個室の説明において、シェアリングスペース業態やテレワークにも最適なプライベート空間と打ち出しており、テレワークの使用を意識しております。室内には電源、Wi-Fi環境、パソコン、大きめのモニタなどが揃っており、また防音にっているため駆け込みでの業務をはじめリモートでの会議にも使用することが出来ます。

まとめ

テレワークが長続きしない理由として、在宅では集中できない、環境が整っていないというものがあります。その要望に答える形としてこのようなレンタルスペースの設置や拡大が行われております。
新型コロナウイルスの第3波で再びテレワークに注目が集まっております。特に東京はコロナウイルス第3波の影響で感染者数が急増している状況です。もともとテレワークを行なっていた方も、急遽テレワークをせざるを得なくなったという方も、利用を検討してみてはいかがでしょうか?

テレワーク活用のための管理ツール

SmartRPA

テレワークを活用する際はこちらのツールの導入もいかがでしょうか?このツールは業務に関するあらゆる情報を管理下に置き、最適化に最も適したツールです。

出退勤、タスクの管理も可能となっており、勤務状況と同時に可視化され、適切な労働環境を作り出す事が可能です。