2018/12/25

リモートワークのメリット

リモートワークのメリット

リモートワークとは

リモートワークとは、オフィスではなく自宅や他のワーキングスペースで仕事を行うといった取り組みの事を指します。 比較的新しい労働形態のため、まだあまり浸透はしていませんが、IT業界では徐々に導入が始まっています。

働き方改革においてもプライベートと仕事の両立という点で注目が集まっております。

リモートワークのメリット

社員の業務生産性が向上する

会社から距離を置くことにより、雑談や、不必要な会議、夜の接待などからも遠ざかることになり、妨害のない環境で必要な業務に集中して取り組むことができ、1日の業務量が向上します。

企業コストの削減効果

会社に必要な人員のほとんどがリモートワーク社員となれば、それまでにかかっていた机やイスなどの備品、また光熱費を初めとした固定費部分が削減できます。中でもオフィスに関わる家賃や土地代は多くの削減が見込まれ、アメリカのあるソフトウェア開発企業では、従業員1人当たり年間10,000ドル(約110万円)の節約に成功したという報告もあります。

従業員コストの削減効果

企業全体に係るコストだけではなく、リモートワークを導入することによって、交通費をはじめとした経費類が削減され、従業員1人に関わるコストも低減が見込まれます。

通勤時間の削減

通期時間の長さが従業員の健康に及ぼす影響には多数の報告があり、ストレスの増加、体重の増加、孤独感の醸成など、特にメンタルヘルスに対しての関連性が指摘されています。こうした従業員のストレス要因がリモートワークによって低減できる可能性があります。

従業員の健康状態の増強

通勤時間が短くなるということは、その分、従業員にとっては自分の時間が増えることになり、趣味に費やす時間や、家族と過ごす時間が増えるなど、メンタルヘルスにもプラスの効果が見込まれます。 また、勤務地が固定されていたために、地元かかりつけの病院に行きにくいといいった通院に関する不満も解消され、健康状態の向上にも効果が期待されます。


このように単純に通勤の手間がはぶけるだけでなく、モチベーションの維持や長期的な経費の削減につながります。

リモートワークの注意点

コミュニケーションの難しさ

リモートワークの場合、仕事先とやり取りするうえで「お互いの顔が見えない」という点に気をつける必要があります。 リモートワークの場合、仕事先とやり取りするうえで「お互いの顔が見えない」という点に気をつける必要があります。 人と顔を合わせてのコミュニケーションが取れないため、言葉に表れない相手のニーズ・本音をくみ取れない危険があります。相手の表情や仕草が見えるわけではないので、相手の気持ちはメールなどの文面から読み取るしかありません。文面だけでのコミュニケーションは、時には建前が優先され、相手の本心が分かりにくい時もあります。

自己管理はしっかりすること

リモートワークは会社に行く必要がないのは大きなメリットではあるのですが、注意すべき点もあります。自分自身をしっかり管理できないと、仕事を上手くこなして行けないのです。 仕事時間が自由だからといって、作業を後回しにしてしまうと、ノルマがこなせないかもしれません。 リモートワークには「自由だからこそ、自分のすべてに責任を持たなくてはならない」という厳しい面もあるのです。

リモートワークのご提案

リモートワークは徐々に導入が始まっている所もありますが、導入のハードルが高いのが現状です しかし人材不足を補うため、そして社会の要請により、いずれは導入せざるを得ない時期が来る事が予想されます。