2019/01/29

AI導入のポイント

AI導入のポイント

近年におけるAIの技術開発には目覚ましいものがあり、使えば使うほどに賢くなるAIが実用化されたことにより、人間による入力を必要とせず、膨大なデータの自動学習ができるようになりました。 ビジネスでも使用されることが増えて行き、大手企業での採用例も増えております。

AIの業務・採用例

チャットボットなど顧客対応

顧客対応用のチャットにAIを設定することにより、顧客の対応をすることが出来ます。 過去データから、寄せられた質問・相談の内容を分類、複雑なものではなく最適な回答をすぐに提示できるものと判断した場合、AIのチャットボットなどが処理を行い自動で対応します。 どうしても対応できない箇所のみ人間の従業員が担当する必要がありますが、年々精度が上がっております。

RPAなどによる事務作業

データ入力などの事務的な作業もAIが自動的に行い、人間が担当するより正確で早い作業を実現しております。

単純な作業ほどAIによる置き換えが進んでおり、またAIの出来ることの幅が広がるにつれ、事務作業全般もすべてAIによる完全自動化される日も遠くありません

AIのメリット

人件費のコスト削減

業務の工数を減らせるので、人件費のコスト削減が実現できます。人件費は企業の支出の中で大きな割合を占めるため、人件費を削減できることは企業にとって大きなメリットになります。

業務の効率化

人間が行うよりも速く正確にできます。人間は疲れてくるとミスを生じやすくなり、ミスした分業務の効率も落ちますが、ロボットは疲れることがなくミスをすることもありません。

AIとの共存

こうした膨大なデータの処理や業務最適化の実施など、AIが得意なところであり、可能性は拡大していくと考えられます。
しかし、何もないところから仕事を見出して作ることや、疑問や気づきに基づいて何かを創出するといったことは、苦手であり、そういった点での課題はあります。 現状のAIは万能ではありませんので、人間の仕事がなくなるといったことはなく、そのAIを監視したりサポートしたりするための仕事が、新たな人間の役割となるなど、当面このような形で共存していくことになると思われます。